SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO JAPAN

2023.9.6@東京ドーム

 

SETLIST

  1. 손오공(Super)
  2. DON QUIXOTE
  3. 박수(CLAP)
  4. 울고 싶지 않아(Don't Wanna Cry)
  5. F*ck My Life
  6. 고맙다(THANKS)
  7. Dust
  8. 바람개비(Pinwheel)[Japanese ver.]
  9. Highlight[Japanese ver.]
  10. I Don't Understand But I Luv U
  11. Back It Up
  12. Fire
  13. HOME;RUN[Japanese ver.]
  14. Left & Right
  15. Beautiful
  16. 今-明日世界が終わっても-
  17. April Shower
  18. 어른 아이(Kidult)
  19. Anyone
  20. Good to me
  21. HOT

EC

  1. sara sara
  2. 지금 널찾아 가고 있어(Run to you)
  3. 소용도리(To you)
  4. CALL CALL CALL
  5. 아주 나이스(Very Nice)

 

손오공のMVが流れ、カラットの掛け声で熱気を帯びる東京ドーム。青い照明に染まったステージからシルエットが現れる。ウジが天空に昇る演出。ひと息おいて沈黙からはじまるウォヌパート。かっこよすぎる。わたしは世界が創造される瞬間をみました。そして……

힘을 다하고 쓰러저도

포기를 모르고 날뛰는 중

(力尽きて倒れても

諦めることを知らず暴れてる)

スングァンちゃぁあん!!!

おやすみ中だったはずのご本人がいる!モニターに大きく、美しいお顔が映しだされている!もう脳で理解する前に叫んでた。それは私だけではなかったようでドームが破裂するのではないかと思うほどの歓声。「割れんばかりの」とはよく言うけれどまさにこのことだと思った。オタク泣いた。初日開始5分も経ってないうちに泣いた。

後のコメントで「たくさんの人に来てもらったんだなぁと思って…。でも僕ずっとかっこいいふりをしましたよ!」と言うあざとさまで発揮しててすごいよかわいいよスングァンちゃん………。

 

その後に続くDON QUIXOTE、박수。박수の締めの振り付け、ミンギュがドッキリ仕掛けられてたのに(もはや恒例となりつつある)そのあと「スングァンおかえり〜!」で盛り上がるもんだから、誰にも触れられなかったのも、なんかいいなぁと。

 

울고 싶지 않아と고맙다は生で観るのはじめてだったけど、ほんと裏切らない。ぴっちりと揃ったダンス、美しいフォーメーション。現場だと対旋律(ハモり?裏パート?)がより鮮明に聴こえて圧倒的な歌唱力にほんと感嘆のため息しかでない。

 

わたしの大好物Pinwheel。歌詞メロディとも大好きだからどこをどうとっても"良い"でしかないんだけど

時間が君を隠して連れ去ろうとしてる

二度と君に会えないって

弱気にもなるし怖いんだ

忘れてゆくことが

泣かないで 悲しいけど

かすかに残る 君のために

のドギョム、スングァン、ウジのハマり具合がめっっっっっっちゃ気持ちいい。

力強いけれども憂いを帯びたドギョムの歌声、繊細かつ情感あふれるスングァンの歌声、語りかけるように包み込むウジの歌声。こうでなくっちゃ!と思ってたら、あとのコメントで「やっぱり"忘れていくことがあぁあ〜〜!"はスングァンでないとね!」とドギョム。おなじ気持ちで嬉しくなった。スングァンおまけでもういっかい歌ってくれたので大事にこころにしまったよ。

 

Highlightごちそうさまです。I'm like a birdで舞うTHE 8が美しすぎてあの瞬間きりとってルーヴル美術館に納めたいです。ぜひ金髪襟足ロング碧眼のこの日この瞬間を収蔵しましょう…。

ディノ、最初のコメントの「今日ぼくコンディションがいいんです」に違わずいつも以上に"かかってた"と思うのはわたしだけですか?スタンド席からの肉眼でも腰から上がもげそうなほどパワフルなダンス。ディノのダンスって目に入ってくる情報だけで元気が湧いてくるから不思議だ。ポジティブなエネルギーが弾けてる。クシャッとなった白シャツの向こう側に感じる肩甲骨に思いを馳せてしまう。

HighlightからI Don't Understand But I Luv Uへの繋ぎはネクタイをはずす演出。誰がいつかわいいセブンティーンさんにそんなこと教えたんですか…。

 

パフォチが重機に乗って出てきた瞬間、一段と冷えた会場の空調が、これからのぶち上げタイムを悟らせBack It Upへ。音源が良いのは大前提なんですが、この曲ほんとライブ化けがすごいんよ…。前ツアーのBE THE SUNでライブ版Back It Upの快感を得てしまっている私はミルクボーイ状態。「こんなん何回聞いてもいいですからねぇ〜」

Fireはウォヌの"I got the fire"のガナりが治安悪くてとてもよい。

 

コメントでミンギュがカッコつける時って口の中で舌をまわす動きするよねのジョンハン、Fireの振り付けいいよねって踊るスングァン、「良い」の詰め合わせすぎてこれ以上何も覚えていません。

 

そしてここからは私が大好ききらきらミュージカルかわいいゾーン。

Beautifulでトロッコに乗ったウジが"Beautiful"ってカラットに目線をあわせて語りかけるように歌ってて、「そういうとこ…」ってスタンドから照れました。

 

 

あとなんの曲だか忘れちゃったんですけど(たぶん中盤)、モニターにドアップで映った瞬間にTHE8さんが指の隙間から碧眼を覗かせる瞬間があったんですけど、もう美しすぎて膝から下の力が抜けました。東京ドームの中心で「あかん……!」って声にならない声を発しました。

 

ずっとつづき書こうとして下書きに保存していたんですが、時が経ちすぎてしまったので京セラの感想に引き継ぎます。

エスクプスの肉声セザネッ!が聞けて満足も大満足でしたとさ。

 

SEVENTEEN WORLD TOUR[BE THE SUN]IN JAPAN

2022.12.04(日) @ナゴヤドーム

 

SETLIST

  1. HOT
  2. March
  3. HIT
  4. Rock with you(Japanese ver.)
  5. 2 MINUS 1
  6. Moonwalker
  7. Wave
  8. 나에게로 와
  9. Imperfect love
  10. GAM3 BO1
  11. Back it up
  12. 만세
  13. Left & Right
  14. 아주 나이스
  15. CHEERS
  16. DREAM
  17. ひとりじゃない
  18. 舞い落ちる花びら
  19. Shadow
  20. Crush
  21. _WORLD

EC

  1. Darl+ing
  2. Heaven's Cloud
  3. あいのちから
  4. CALL CALL CALL!
  5. 아주 나이스

 

総じて演出がいい。SEVENTEENの愛が詰まりすぎてる。最高だよセブチ。嬉しさだったり誇らしさだったり次はいつ会えるかなっていう少しの寂しさだったり、いろんな感情が入り混ざった今のこの気持ちすべてを言葉にはできないけど、ずっと覚えていたいので記録します。

個人的に聴けて嬉しかった曲。
『2MINUS1』
わたしは同じ意味合いの歌詞でも、韓国語、日本語、英語という言語の成り立ちの違いや、歌う人とその言語の関わり、音の違いなんかでそこに込められる気持ちや没入のしかたって少なからず変わると思っていて、そういう意味で、英語の曲を歌うジョシュアがとても好きで。人間性というか彼自身の経験がより色濃く曲に反映されている気がするから、その空気を現場で感じられて感無量でした。
包み込んでくれるような優しい歌声が多いイメージのジョシュアが

I can't get you out of my head
gotta get you out of my head
How can you be so fine when I'm I'm I'm I'm

って眉間に皺寄せながら声張りあげるの最高にロックなんよ。バーノンは曲のノリ方が100点満点です◎

Moonwalker
ホシはいつどのシルエットも綺麗だし、THE8は指の先までしなやかで優雅で息をするのもカラット棒を振るのも忘れて見惚れてしまった。こんなに指先まで魅せることができる男、好きになるしかないじゃん。情熱的なディノもダイナミックなジュンもそれぞれのダンスの強みがあって、遠くから肉眼でみても十分にそれが伝わるのがセブチのすごいところ。はじめてセブチのパフォーマンスを肉眼で観たときに「この距離で『すごい』って思わせるのすごいな」って思ったもんな。毎公演同じ感想を抱くんだけどね。今まで行った公演全部ステージと絶妙に距離がある。もちろん行けるだけでありがたい。

『Imperfect love』
この曲を聴いてセブチの曲は、メロディーよし、歌唱よし、歌詞よしで純粋に音楽として耳だけでも楽しませてくれることを再確認させられた。言語が違えど伝わるものが確かにあって、5人の声のバランスがすごくいい。歌いはじめのジョンハンの「毎日カラットだから幸せだ」って歌詞の"매일 그대라서 행복하다(毎日きみだから幸せだ)"になぞらえたコメントも趣があっていい。

『Back it up』
これぇ〜〜!!ライブでしか味わえないボルテージ!!!!「ここはクラブなんか!?」ってくらいぶち上がった。クラブ行ったことないけど褒め言葉として用いています。
もちろん他の曲もライブ独特の高揚感があるのだけれど、音源といちばんイメージが違うなと思った曲がBack it up。導入から好きすぎるし、煽りとか声の圧がたまらんし、勝手に体がリズムを刻んでた。やなことあったらとりあえずBack it up爆音で流してノっておけばぜんぶチャラ説ある。だめだ、このままではBack it upなしでは生きていけない身体になってしまうよ…。

『ひとりじゃない〜舞い落ちる花びら』
ここの繋ぎが美しすぎて頭を抱えて崩れ落ちた。モニターにはジュン→THE8→ジョンハンの美しすぎる顔のドアップが映され、流れるように舞花のイントロがはじまる。カメラが引いたときには13人がつくる花が優雅に揺れていて、あわてて舞台に目をやると少し小さいけれども変わらず優雅に揺れる花が目に入る。そこにぐっと世界観に引き込むTHE8の儚い歌い出し。繋ぎだからこの瞬間なにも喋っちゃいないし、ほぼ歌ってもいないのに、思い出すだけでも胸が震えてなにもかもを放棄して突っ伏してしまうほどの表現力。わたしの人生のハイライトといっても過言ではないです。

『Shadow
わたしはShadowからCrushの流れを勝手に"色気の暴力"と名付けました。"Oh 이제 난 알아"の口元に手を持っていく振り付けがこんなにも色っぽいなんて聞いてない。そのときのドギョムの表情が最高だった、手羽先ドギョムのカケラもないじゃん…。
アンコールは多幸感溢れる曲と盛り上がる曲とで締めくくられ感無量。Darl+ingとHeaven's Cloud聴いて揺れてる時間もCall Call Callでメンバーがふざけ倒している姿をみている時間も아주 나이스でバウンスしてる時間も幸せすぎてこの時間のために私は生きているんだなと本気で思った。

ライブを通しての感想。

SEVENTEENずっと歌って踊ってたな。カラットがどうしたら喜ぶか考えてくれて、惜しみなく自分たちの力を注いでくれることに「愛」を感じた。13人最後まで大きな怪我なく歌って踊る姿を見せてくれてありがとう。
そしてパフォーマンスだけでも充分すぎるのに、ウジは「今日の空が好き、今日の風が好き、今日の君が好き」って少女漫画でも聞いたことないほどあまい言葉囁いてくるし(他のメンバーが愛嬌してるときずっと苦い顔してる人と同一人物ですか?)、ウォヌは「月が綺麗ですね」連発したり、表現の仕方は違えどそれぞれの表現でファンの気持ちに応えてくれようとするんだよな…。これだけの規模でワールドツアーをできるほどの人気になってもなお、こういう気持ちを持てるのって本当にすごい。
ホシの「1人1人の近くに行きたいけど体がひとつしかないのがもどかしい(意訳)」って言葉を聞いたときは、「いやもうそれは太陽になった人の悩みじゃん、"BE THE SUN"をもう体現しちゃってるじゃん」って思うと同時に、「わたしは遠くからでもSEVENTEENから力を貰っているし照らしてもらっているし、そういう人がわたし以外にもたくさんいるって証だから苦しむんじゃなくて誇りに思ってね。カラット1人1人を思う気持ちをもってくれてるってだけでカラットは嬉しいよ。」っていう限界オタクムーブをかましました。
あとドギョムの「カラットのみなさんが1番最高だよ!1番素敵だよ!1番可愛いよ!」で我感涙。ドギョムの明るさは無条件に私を救ってくれるからすごい。真っ直ぐに力強く伝えてくれるからめちゃめちゃ力をもらえるんだよな。
それからTHE 8の「僕たちが未来の道の責任をおいます」っていう言葉が意外で嬉しかった。彼はカラットを喜ばせるためだけにその場限りの言葉を紡ぐような人ではないから、このコメントの裏には「僕たち=SEVENTEEN」のそれなりの覚悟があるんだと思う。そういう思いをもってくれているということだけでわたしの未来はもうずっと明るいです。

総括。
ステージでカラットの愛を受けて輝いているSEVENTEENがやっぱり好きだ!!!
欲深いオタクは今回聴けなかったCirclesをいつか聴きたいし、あわよくば合唱したいと夢を密かに抱いています。どうか叶いますように。
SEVENTEENよ、いつまでも健やかであれ……

 

 

セブチのことをもっと知りたい ~1st Mini Album[17CARAT]~

Seventeenのことをもっと知りたいオタクが、軌跡を辿るために彼らの曲を聴いて感想をただただ書き連ねる記事です。歌詞の和訳はTOPIK2級の私のしょぼしょぼ韓国語力と有能な翻訳機Papag◯(隠れてない)による共同作業で行っており、意訳が多々含まれるので鵜呑みにするのはおすすめしません。(調べたつもりだけど誤訳も含まれてるかも…)音楽もダンスも知識皆無の素人です。

1st Ⅿini Album「17CARAT」

f:id:miya_mimimimimi:20210916204426p:image

2015.5.26

  1. Shining Diamond
  2. 아낀다[Adore U]
  3. Ah yeah
  4. Jam Jam
  5. 20

自分たちを輝くダイヤモンドにたとえたShining Diamondは彼らの自信と決意を表し、これから彼らが見せてくれる世界への高揚感を煽り、続く아낀다では、明るくかわいさのある等身大の彼らを描く。3〜5曲目にヒップホップチーム、パフォーマンスチーム、ボーカルチームの曲が続きSeventeenとは3つのチームからなる1つのグループであることを紹介するようなアルバム。「Seventeenというグループがどんなグループかをいかに知ってもらい興味を持ってもらうか」っていうのを考えての構成なんだろうな~

 

1.Shining Diamond

作成:KIM KI WAN、Min Jeong Kim、S.COUPS、Shi Hyung Lee、Vernon、Woozi

youtu.be

歌詞

Slip into the diamond life oh!
Slip into the diamond life oh!
Slip into the diamond life oh!
Ah ah ah ah everybody get up

Yeah Seventeen rappin the P man

Ha Yeah Let me show you how
It's post to be done right now

Slip into the diamond life oh!
Slip into the diamond life oh!
Slip into the diamond life oh!
Ah ah ah ah everybody get up Yeah

I know I’m only 17  I only got a few dollars

俺はまだ17歳 金も持ってない
하지만 전혀 개의치 않아 It'd be no problem

だけどまったく気にしない なんの問題にもならない
이미 충분한 시간과 압력 모두 거쳤으니 잘 봐 I'm that Diamond

すでに充分な時間と圧力すべてをかけたからよく見てろ 俺はまさにダイヤモンド

감탄하게 될 우리 단단함이 만들어내 가는 기막힌 이 조화보면 너도 좋아할 꺼야 분명
息を吞むだろう俺たちの輝きに 作り出す素晴らしいハーモニーを見れば君も気に入るさ きっと
 내가 눈에 띄면 엄지 들고 붙어 uh
俺を見れば 親指を立てるさ uh
자 눈떠봐 ooh ah like Jackson I dance around (Yeh~)
さぁ目を開けて マイケルジャクソンのように踊りまわる (Yeh~)
이제 준비된 사람들 여기 하나 둘 셋 넷 (Everybody get up)
もう準備できた人はここに 1 2 3 4 (Everybody get up)
흙 속에 묻혀 있던 날 위로 끌어올려 (Yeh)
土に埋もれていた俺を上へ引き上げる
이제 빛을 낼 시간이야 oh oh oh oh

いま光を放つ時だ oh oh oh oh

※1

Shining Diamonds yeah
시간이 더 흘러도 약해지지 않아 We’ll keep it up
時がさらに流れても衰えない 輝きを増し続けるさ
지금 이 빛나는 약속을 네 손에 끼워줄게

今このきらめく約束を君の手にはめてあげる
Shining Diamonds yeah 널 빛낼게

Shining Diamonds yeah 君を輝かすよ

※2
Shining Diamonds yeah
Oh yes. I'm that Diamond.
흉내 낼 수 없는 Seventeen Carat
真似することはできないSeventeen Carat
1분1초가 보석 같은 시간을 즐겨 
1分1秒が宝石みたいに輝く時間を楽しんで
this is your life hun(Shining Diamonds yeah)
Oh yes. I'm that Diamond.

흉내 낼 수 없는 Seventeen Carat
真似することはできないSeventeen Carat
1분1초가 보석 같은 시간을 즐겨
1分1秒が宝石みたいに輝く時間を楽しんで
this is your life hun(Shining Diamonds yeah)

이제 더 숨기지마 피하려 하지마 난 지금 누구보다 빛나
もう隠さないで 避けようとしないで俺は今誰よりも輝いている
그 어떤 누구보다 (빛나) 감추려 하지마 yeah uh
ほかの誰よりも(輝いている) 隠さないで yeah uh
다 필요 없는 감정
すべて要らない感情
여기 상태는 최고조를 달려 (Coups!)
こっちは最高潮を走ってる (クプス!)
니 몸 안에 감춘 걸 토해내 쏟아내 yeah
君の体の中に隠したものを 吐き出して ぶちまけろ yeah
모두가 이 몸을 탐 내게 해 

みんなにこの身をほしがらせろ


자 눈떠봐 ooh ah like Jackson I dance around (Yeh)
さぁ目を開けて マイケルジャクソンのように踊りまわる (Yeh)
이제 준비된 사람들 여기 하나 둘 셋 넷 (Everybody Get Up)

もう準備できた人はここに1 2 3 4 (Everybody Get Up)
흙 속에 묻혀 있던 날 위로 끌어올려 (Yeh)

土の中に埋まってた俺を上へ引き上げる(Yeh)
이제 빛을 낼 시간이야 oh oh oh oh
いま光を放つ時だ oh oh oh oh

※1 repeat

Slip into the diamond life oh!

Slip into the diamond life oh!
Slip into the diamond life oh!
Ah ah ah ah everybody get up
Slip into the diamond life oh!

Slip into the diamond life oh!
Slip into the diamond life oh!
Ah ah ah ah everybody get up
(Slip into the shining diamond life)

※1 repeat

We gon shine like Woah


※2 repeat

好きポイント

イントロ*1

Slip into the diamond life oh!
Slip into the diamond life oh!
Slip into the diamond life oh!
Ah ah ah ah everybody get up

この部分なんて訳をつけたらいいか分からなかったけど、わたしは「俺たちのいるきらきら輝く楽しい世界にはまってみな、目を覚ませ」と解釈しています。こんなの一般ピーポーに言われてもコイツイカれてんのか?と恐怖を感じるだけなのに、セブチが言うと半端ない説得力。"diamond life"と言ってのける自分たちの作るものに対する自信と俺たちが楽しませてやるという確固たる意志がステージからびしばし伝わってくるから。静かなささやきだけど嵐の前の静かさって感じで重みを感じるし、裏でなってる音が(何の楽器とかは全然わからない)少しずつ上がってってるのも高揚感をかきたてる。

ラップ(バーノンパート)

Yeah Seventeen rappin the P man
Ha Yeah Let me show you how
It's post to be done right now

歌詞の翻訳ブログでも英語の部分の和訳がはしょられてることが多くて、英語もHIPHOPも精通してない私は、このパート煽ってるんだろうな〜ってのは分かるけどバーノンの意図を1ミリも拾えていない気がしてすごく悲しかったんですよ…。だから必死でネットに頼りました。その結果「俺たちSeventeenがPledisを代表する男だ まさに今見せてやるよそういうことになってるから」*2
という解釈になりました。まだ青くささも残る生意気なラップだけど、デビューが確約されないなかで、必死に練習を積み重ねて、やっとそれを見せつける舞台まで辿り着いた。ステージに対する覚悟を感じます。
rappingにrep(represent)「代表する」をかけていて、P manはPledis(Seventeenの所属事務所)じゃね?って教えてくれたTwitterカムサハムニダ

 

あとここの部分、Weverse Magazineでは
「Let me show you how, It’s supposed to be done right now」と言う瞬間一つのグループにまとまり、「充分な時間と圧力」を踏み台にして高く跳躍し華やかに輝く、しかもがっちりと硬いダイヤモンドとなる。*3
とあって、なんて素晴らしい表現…とライターに尊敬の念を抱きました。このダンスを作り上げた彼らは言うまでもありません。

①Aメロ(ホシ、エスクプス、ドギョム、ウジ)パート)

もう準備できた人はここに1 2 3 4

ここの振り、この指止まれになっててすごく可愛いんです。最初にホシが指立てるときは1列に並んでてみんなの顔が見えないんだけど、音に合わせてピョコッとクプス、ドギョム、ウジが顔をだすのよ〜!そして、これは随所に感じることなんですがデビュー前からみんな表情管理うますぎん?ハナドゥルセネ〜の「ネッ〜」で眉毛くいっとあげるウジさん余裕ありすぎ…

①サビ(ドギョム→スングァンパート)

Shining Diamonds yeah
時がさらに流れても衰えない 輝きを増し続けるさ
今このきらめく約束を君の手にはめてあげる
Shining Diamonds yeah 君を輝かすよ

サビで芯のあるドギョムとスングァン!キレのいい揃ったダンス!再生速度一番遅くしても、ターンの速度、足の開く幅、手をあげる角度そろっててほんと感動する。

②Aメロ(ジョシュア→ジョンハンパート)

さぁ目を開けて マイケルジャクソンのように踊りまわる (Yeh)
もう準備できた人はここに1 2 3 4 (Everybody Get Up)
土の中に埋まってた俺を上へ引き上げる(Yeh)

いま光を放つ時だ oh oh oh oh

あま~い声のジョシュアとジョンハンの出番です。ゴリゴリのラップの後のあま~い声のギャップが最高。「なにこんな子もいるの?なんかお顔までスイートなんだけど!」ってなったあなたはセブチの思うつぼです。知らんけど。それからさっき言い忘れたけど、ハナドゥルセネ~の後ろで鳴る Everybody Get Up"なんかクセになりません?こういうスパイスが絶妙なんだよな~

ブリッジ(ディエイト→スングァンパート)

Slip into the diamond life oh!
Slip into the diamond life oh!
Slip into the diamond life oh!
Ah ah ah ah everybody get up
Slip into the diamond life oh!

Slip into the diamond life oh!
Slip into the diamond life oh!
Ah ah ah ah everybody get up
(Slip into the shining diamond life)

最後にグループに合流したディエイトが曲のクライマックスにむかっていく曲の大事なこの部分をまかされているのって計らいなんでしょうか?もしそうじゃなくても妄想で勝手に感傷に浸れるので構わないんですが、これがもしウジさんの計らいとかだったとしたら嬉しすぎて頭を抱えます。
そして歌がスングァンにバトンタッチするタイミングでホシがセンターにやってきて”Slip into the shining diamond life”で盛り上がってサビに繋がります。自他ともにステージでは人が変わると認めるホシまじでセンターが似合うし、手広げるだけの振りでこんなカッコイイことある?って訳わかんなくなるし、そもそもそれってフォーメーションが揃ってるからこそのかっこよさだし、のけぞりながらあの歌声出してるスングァンすごい。

サビ

スングァンのあの盛り上がりからバーンと派手になるかと思いきや、音数が少なくなり一度曲調が落ち着くんですよ。焦らすねぇ焦らすよねぇ~なんて思ってたら来るんですよ。あのパートが。”We gone shine like,woah"(スングァォァァン!!!!!)

――――――――――――――いい。見せ場ですねぇ。
そしてダメ押しのラップ。無駄なメロディはいらねぇと言わんばかりに”1分1秒が宝石みたいに輝く時間を楽しんで this is your life hun”と言い切って曲が終わる。くぅぅぅぅうう、かっこいい!!

(補足)

2021年に行われたIN-COMPLETEというオンラインコンサートでシャダを披露した動画を公式が挙げてくれてるのですが、余裕ができた感じが時の流れを感じさせてこれまた感慨深いです。

youtu.be

 

2.Adore U

作成:WOOZI、Vernon、S.COUPS、BUMZU

youtu.be

歌詞

Seventeen Yob*4! You Know What?

요즘말야 내가말야 생각이 많아
最近さ 僕はさ 悩みが多いんだ
요즘말야 너에게 말야 할 말이 많아(요즘말야)
最近さ 君にさ 言いたいことがいっぱいなんだ(最近さ)


내가 좀 이상해 말수가 적어져
ちょっとおかしいんだ 口数が少なくなって
친구들이 다 걱정해 (요즘말야)
友達がみんな心配してる (最近さ)
네 앞에만 서면 심장이 뛰어서
君の前に立つだけで胸がときめいて
행동이 서툴러서 미안해
上手に振る舞えなくてごめんね


아직도 조절이 안돼
まだコントロールできない
나 갖고 놀지 좀 말래
僕をもてあそばないで
왜 자꾸 front하는건데
どうしていつも本音を見せてくれないの
모르겠다 모르겠다 어떻게든 되겠지
分からない 分からないけど どうにかなるでしょう?


※1

그니까 내 말은 너를 다 알고 싶어
つまり僕は君を全部知りたいんだ
너를 노래해 U Hoo 너를 노래해 U Hoo
君を歌うよ U Hoo 君を歌うよ U Hoo
입술이 말라도 할말은 해야겠어 Baby
唇が渇いても 言わなきゃいけない Baby
아껴 널 아껴 널 현기증 날 정도로
君を大切にするよ めまいがするほど
(아낀다) 요즘말야 내가말야 (요즘말야)
(大切にするよ) 最近さ 僕は (最近さ)
(아낀다) 요즘말야 내가말야 (요즘, 요즘말야)
(大切にするよ) 最近さ 僕は (最近さ)

어쩌다가 눈이 부시는가
どうしてそんなに眩しいんだ
이기적인 외모 겸손한 성품을 봐*5
端正な容姿謙虚な性格がほら
여기 감히 어디라고 농이 아냐
ひとつも冗談じゃないよ
너에 매력에 대한 사실을 고한다 Oh
君の魅力について事実を告げる Oh
날 보고 웃는 게 좋아선지
僕を見て笑ってるのは好きだからなのか
아니면 그냥 우스워 보이는 건지 ho
それともただ可笑しくみえているのか ho

Yeh 지금 자릴 찾고 있다면
Yeh 今 席を探してるなら
Yeh 내 옆자리가 좋아 보여
Yeh 僕の隣が良いんじゃない
Yeh 너에게 관심 많어
Yeh 君に興味津々さ
신발 사이즈 까지도 Oh Oh
靴のサイズまで Oh Oh

아 지금 너 땜에 불이나
今 君のせいで火がついた
나를 식히는 건 무리야
僕を冷ますのは無理だよ
아 지금 너 땜에 불이나
今君のせいで火がついた
모르겠다 모르겠다 어떻게든 되겠지
分からない 分からないけど どうにかなるだろう

※1 Repeat

너 여기 기대도 돼
ここに寄りかかってもいい
너의 아픔 나로 덮어도 돼
君の痛みを 僕で覆ってもいい

네 속마음 불어 눈치채긴 역부족
君の気持ちを教えて 察するなんて無理だよ
Can't fake it no more
これ以上誤魔化せない

끌어올려 속도
スピードをあげて
튕기는 건 이쯤에서 끝내고
焦らすのはそろそろやめて

이제 나도 한번 불러보자
僕ももう一度呼んでみよう
Baby You're My Angel

너를 다 알고 싶어
君の全部を知りたい
너를 노래해 U Hoo 너를 노래해 U Hoo
君を歌うよ U Hoo 君を歌うよ U Hoo
입술이 말라도 할말은 해야겠어 Baby
唇が渇いても 言わなきゃいけない Baby
아껴 널 아껴 널 현기증 날 정도로
君を大切に 大切にするよ めまいがするほど
(아낀다)요즘말야 내가말야 (요즘말야)
(大切にするよ) 最近さ 僕は (最近さ)
(아낀다) 요즘말야 내가말야 (요즘, 요즘말야)
(大切にするよ) 最近さ 僕は (最近さ)

 

好きポイント

セブチの十八番(私が勝手に言ってるだけです)でみせてくれます。ストーリー性のある歌詞と振付!それにあわせてくるくる変わる表情!!Story Showingやら劇場型やらといった言葉で表される、まるでミュージカルを見ているようなステージが私がセブチにお熱になった理由のひとつでもあるので、この先たぶん何回もおなじこと言います。

イントロ

最近さ 僕はさ 悩みが多いんだ
最近さ 君にさ 言いたいことがいっぱいなんだ(最近さ)

もう最初から言いたいことがたくさんあるのよ。背景が見えてくるような、少年たちの話し声が聞こえてくるような、ストーリー仕立ての振り付け、歌詞。ジュンがささやきかけ、周りの少年たちが「うんうん」と聞き耳をたてる。"요즘 나는(最近僕は)"じゃなくて"요즘말야 네가말야(最近さ僕はさ)"と語りかけることで観客までストーリーの中の登場人物になったかのように惹き込む歌詞が好き。韻を踏んだりリズムをつけたりっていう意図もあるんだろうけど。
それから次の動画みてほしい。遊び心と引き出しの多さにびっくりします。こういうアイデアまったく生み出せない人間からしたら、全部のパターンいいからほかの曲にとっときなよ~って思っちゃう。

youtu.be

①Aメロ

ちょっとおかしいんだ 口数が少なくなって
友達がみんな心配してる (最近さ)

曲のはじまりにいきなり寝そべっちゃうこれ、
“当時ヨンジュンさん(振り付け師チェ・ヨンジュン氏)に出会って、大衆性がありながらも、床に横になってしまうような意表を突く、差別性のあるステージを創ることができました(byホシ)”*6
なんですって。ヨンジュン先生には一生頭があがらない。セブチと出会ってくれてカムサハムニダ

君の前に立つだけで胸がときめいて
上手に振る舞えなくてごめんね

入りのドギョムのこぶしのインパクト!!!!こんなきゅるきゅる笑顔からこのこぶしが出るなんて誰が想像したでしょう…しびれます…。「ミアンへ」で少し困った顔になるのもかわいすぎるYO!

①Bメロ

まだコントロールできない
僕をもてあそばないで

はぁ〜〜〜かわいい歌詞にかわいい振り!こんなにかわいいとおりゃんせ見たことある!?トンネル側のメンバーが音に合わせて跳ねてるのもかわいいし、それをくぐってパッとでてくる振りは自然とそこを歌ってるメンバーに目がいくようになってて名前と顔を覚えてもらえる!えらい!最初のみんなが寝転んでスングァンが真ん中で歌ってるパートも然り、随所にみられるこういうのセブチらしいなぁと思う。セブチの曲はメンバー全員が歌(ストーリー)の中の主人公になれるところがもう無理〜(滝涙)

①サビ

つまり僕は君を全部知りたいんだ

はい出ました!金髪長髪ユンジョンハン!ここでほかの誰でもないユンジョンハンをセンターにもってくることになった経緯を詳しく聞かせてほしい。切実に。もともと綺麗なお顔をしているジョンハンさんの長髪はすごく中性的な雰囲気があって目を惹くのはもちろん、ちょっと幼さの残る歌声(だと私が思っている)がこの曲のサビにぴったりだし、なんかもう最高だよね。

君を歌うよ U Hoo 君を歌うよ U Hoo

からのウジパートですよ。ウジの歌声ってぶっきらぼうなのに甘いっていう相反する要素が絶妙にブレンドされた奇跡的な声じゃありません?最高に色気ありません?個人的にめちゃくちゃタイプな声なんですが、そんな子が"너를 노래해"ですよ。君を?歌う?ロマンティックやな〜(思考停止)いちいち歌詞とパートを担当するメンバーの組み合わせが憎すぎます。

②Aメロ

どうしてそんなに眩しいんだ
端正な容姿謙虚な性格がほら
ひとつも冗談じゃないよ
君の魅力について事実を告げる Oh

「端正な容姿がほら」といって倒れこむエスクプスに心臓マッサージをするホシ。ほんとそういうとこ!!!!この振りが生きるところ!!!遊び心もあり、振りをちゃんと成立させる豊かな表情も大好きだし、周りにいるメンバー1人1人を見てほしい。全員かわいい動きしてるから。端っこにいるメンバーもちゃんと演技してるから。

僕を見て笑ってるのは好きだからなのか
それともただ可笑しくみえているのか ho

白目をむきながら倒れて運ばれていくバーノンもまた愛おしい

Yeh 今 席を探してるなら
Yeh 僕の隣が良いんじゃない

このパートの前では「笑ってるのは僕を好きだから?それともただ可笑しいの?」と不安になっていたにも関わらず「僕の隣の席がいいんじゃない?」と期待をこめて誘ってみたり、情緒の揺れ動きに甘酸っぱい青春の味がこれでもかというほどつまっててたまらん〜!照れてジョシュアの胸をたたくマンネめっちゃかわええ~~

Yeh 君に興味津々さ
靴のサイズまで Oh Oh

そしてここ、言葉選びにうなりました。「靴のサイズまで興味津々」って凡人の頭では絶対出てこないんですよ。一般的に好きな人のことを知りたいっていうと、好きな食べ物は?好きな音楽は?どんな人がタイプ?って出てきそうなもんですが、ここで「僕」は「靴のサイズ」まで興味があると言うんですね。でも決して「僕」は靴をプレゼントしようとしてるわけでなくて、ただとにかく君を知りたい(≒頭の上から足の先まで知りたい)んです。そして女の子の内面ではない部分を指すこの言葉は、まだ恋に慣れてない少年の不器用さもあらわしてると思うんです。それにもし「指輪のサイズ」とかだったらちょいちょい気が早くない?手慣れてない?ってなるし、変化球をねらって「服のサイズ」にしてもなんかちょっとストーカーちっくになっちゃうし、もうほんとに「靴のサイズ」がちょうどいいんです!それ以外の正解はないんです!!!!!

Cメロ

ここに寄りかかってもいい
君の痛みを 僕で覆ってもいい
君の気持ちを教えて 察するなんて無理だよ
これ以上誤魔化せない
スピードをあげて
焦らすのはそろそろやめて
僕ももう一度呼んでみよう
Baby You're My Angel

は?なに?わたしの心の中読んだ?ってくらいほしい言葉が次から次へと…。できることならスングァンの肩に寄りかかりたいし、ドギョムに痛みを覆ってほしいし、直接好きってセブンティーンに何度でも伝えたいんですけどね…。
最後に手を広げて宙を舞うドギョムさん、この瞬間あなたがこの世で一番Angelですよ。あと1人であの大男を持ち上げてるエスクプスさんイケメンすぎな。

大サビ

君の全部を知りたい
君を歌うよ U Hoo 君を歌うよ U Hoo
唇が渇いても 言わなきゃいけない Baby
君を大切に 大切にするよ めまいがするほど
(大切にするよ) 最近さ 僕は (最近さ)
(大切にするよ) 最近さ 僕は (最近さ)

「너를 다↗︎ 알↗︎고↘︎ 싶↗︎어⤵︎」でメロディに変化があるところ。2回目の"너를 노래해 U Hoo"のあと休符をはさんで音が弾けるところ。音が弾けるタイミングとジャンプの着地がぴったり合うところ。音が弾ける前の下から音がつきあがってくるような振りが効いてるところ。好きポイント何個書かないとダメなの!?とキレそうになるくらい「良い」が詰まってる。
サビで何度も繰り返す"아낀다"と指を指すジェスチャーはキャッチーだし、終わり方まで遊び心を忘れてなくてほんと何回みても飽きないです。わたしが保証します。

 

好きポイントだけ絞ってユニット曲まで書こうと思ってたんだけど、曲のすべての部分が好きポイントとなってしまい思いのほか長くなったので、続きはまたいつかにしようと思います。(いつかは来るのでしょうか…)
안녕!

 

*1:先に述べた通り、音楽知識皆無のためパートをどうやって表すのが適切か分からず悩みながら書いています。違和感を感じた方はこっそり教えてください。

*2:post to be=supposed to beのスラングとして訳

*3:Weverse Magazine - Official for All Fans. Join NOW!より引用

*4:Boyを逆にしたスラングで不良少年、幼稚などの意らしいです(Google調べ)

*5:利己的な容姿=僕を惑わせるほど美しい容姿→端正な容姿、봐=ほら の意味で訳しましたが「見ると」の可能性もあるのかしら

*6:Weverse Magazine - Official for All Fans. Join NOW!より引用

PRODUCE X 101の魅力

*2020年5月3日に別サイトに投稿していた記事をお引越ししてきました。

 

今回は以前の記事で述べた、それまでアイドルにまったく興味がなかった私がPRODUCE X 101にはまった理由についてもう少し掘り下げていこうと思う。正直、記事にするには旬が過ぎた話題だと思う。だけど、私が記事にしたい内容なので旬など気にしません。(以下、敬称略だったりそうじゃなかったり)

PRODUCE X 101について

PRODUCE X 101(通称:プエク)とは韓国のオーディション番組だ。101人のアイドルデビューを目指す練習生*1が、様々な課題に取り組んでいく。その様子から、国民プロデューサー(以下、国プ)と呼ばれる視聴者は自分の推しを見つけ、投票を行う。最終的には、その投票数で11人のデビューメンバーが決まる、というものだ。シリーズ化されており、PRODUCE X 101は4シリーズ目にあたる。シリーズごとに多少の違いはあるが、大前提として上記の内容は変わらない。
さて、次からが私的プデュの魅力となる。※あくまで個人の感想です。

1.韓国のアイドルは高身長が多い

これは個人的な事情によるのだが、私にはちょっとした高身長コンプレックスがある。びっくり人間ほど大きくないのだが、日本人男性の平均身長くらいはある。この国の半分の男性は私より背が低い。身長なんて気にしなくていいと頭では分かっているものの、私にとって背が高い男性は憧れだ。だから、韓国のアイドルは夢のような存在だった。別に彼らの隣に立つ機会がある訳でもないのだけれど、自分との身長差を想像するだけで萌えるのだ。それに圧倒的なスタイルも異世界のものって感じがしてイイ。

2.みんなイケメン~セクシーなのキュートなのどっちが好きなの?~

顔の好みは人によって違うから、みんなイケメン、はちょっとハードルを上げすぎたかもしれない。けれども顔も性格も違う練習生が101人もいるのだ。選び放題。セクシーもキュートもクールも全部そろっていて1人に決めきれないくらいだ。
またビジュアルに関して、男性のばっちりメイクが苦手という人もいると思うが、これは慣れの問題だと思う。実際私も男性のメイクが苦手だったが、プエクを見ているうちに、ステージに合わせたメイクで、推しがいつもと違う表情を見せてくれるのが楽しみになっていたし、曲の世界観を表すために衣装、照明なんかと同じくらいメイクも大事なんだと気付いた。
それに、男性のメイクは一重も奥二重も無理にアイプチなどで上げず、そのままメイクしていることが多いのでメイクの参考にもなる。

3.番組に出た背景など、練習生1人1人にストーリーがある

一概に「練習生」と言っても、事務所に所属していない子、事務所に所属はしているものの練習期間が1年未満の子、事務所に所属して何年も経つがデビューできない子、一度デビューしたものの思うように活動できていない子、俳優として活躍しているがアイドルとしての夢を諦めきれない子など、練習生それぞれのストーリーがある。割と子どものころから、周りの目を気にして、恥をかきたくなくて、ひたすら無難に生きてきた私にとって、夢に向かってひたむきに努力する彼らはひたすらに眩しくて勇気をもらえた。プエク、それは僕らの青春。

4.練習生同士の友情が熱い

私があれこれ語るよりも先に、まずこれを見てほしい。画像1画像2画像3画像4画像5これは練習期間が短く、自分がチームの足を引っ張っていると悩んでいたイ・セジンを同じグループの練習生チョ・スンヨンが励ましているところなのだが、イ・セジン以上に私が泣いた。こんなの言われたら泣くしかなくない?サバイバル番組で気が立ってしまいそう、かつ、時間がない焦りからきつい言葉をかけてしまいそうなところでこれが言えるチョ・スンヨンまじでいい奴すぎんだろ(著者がスンヨン推しなので熱量高め)。このほかにも、涙なしでは語れぬエピソードがたっっっくさんあるので、ぜひ本編を見てください。
一方、寮での生活では練習生同士、ふざけ合っているような場面もあり、それはそれで笑えて楽しい。

5.努力、挫折、成長していく過程が見られる

番組の最初に、練習生たちはステージを披露し、個人の実力に応じてレベル分けが行われるのだが、トレーナーから辛辣な評価をされる練習生もいる。「何をみせられたのか分からない。」「評価にも値しないステージだった。」練習期間が半年にも満たない練習生もいるのだからそりゃそうだ。でもその子たちが、数日でダンスも歌もマスターしてステージの上で観客を楽しませてくれるんだもん。練習過程を知っている分、観客側も力が入るし、練習でミスが続いていた部分を本番で完璧にやってのけるのをみた日には、テレビの前で涙を流してスタンディングオベーションしていた。
それに表情もどんどん豊かになっていく。いつも屈託なく笑っててかわいいなと思っていた練習生がステージの上でふっと見せるセクシーな顔にラブズッキュンしてしまったり。いわゆるギャップ萌え。私はLove Shotのクム・ドンヒョンにやられた。高校生なのにこれは罪だって…。

6.常に全力のステージ

サバイバル番組という性質上、いつ誰が脱落してもおかしくない。脱落してしまえば、2度とステージに立てない練習生もいるかもしれない。彼らにとってプエクのステージは常に「最後になるかもしれないステージ」なのだ。さらに言えば、評価ごとにチームが組まれるので、同じメンバーでのパフォーマンスは、自分が脱落しなくともいつだって「最初で最後」なのだ。
だからこそ彼らは、寝る間を惜しんで練習するし、気持ちをぶつけあっていいものを作ろうとするし、ステージでは自分の持っている力をすべて注ぐ。ステージは魂そのものなのだ。
限りある時間の中で大切な仲間とともに同じ夢に向かうさまはまるで高校球児。プエクはアイドル界の甲子園。

7.好きな子をとことん追いかけられるチッケム(個人カメラ)

好きな人のことは目で追ってしまうというのが世の定説なのだが、それに特化したカメラを番組側が用意してくれている。なんと親切な!
本編でステージをみる→Youtubeでステージ全体動画をみる→推しのチッケムをみる→推し以外の気になった子のチッケムをみる
といった具合に、ひとつのステージで2度でも3度でも何度でも楽しめる。細かな表情だったり、フォーメーション替えで歩いている姿とかあまりカメラに映らない部分までチェックできる、それがチッケム(個人カメラ)。最高だな。

↑ 私の推し、チョ・スンヨンをみてほしい

8.練習生思いの国プ代表 イ・ドンウク氏

プエクで国プ代表ことMCを務めるのが、超絶イケメンのイ・ドンウク氏だ。彼の顔を眺めるためにプエクをみていた視聴者も少なからずいるだろう。しかもこの方、顔だけでなく性格もめちゃくちゃいい。神か?神なのか?
プエクのMCをやると決まってからシリーズ1~3(推計78時間分)をすべて観たという。それに練習生にかける言葉ひとつひとつが優しい。番組の進行でやむなく、練習生を傷つけてしまいかねない質問をするときは本当につらそうな顔をしている。彼は俳優だけどあれは演技ではない。それは一つ一つの言動をみていればすぐに分かる。私が断言する。ときどきヒューマンドラマを見ているのか、と錯覚に陥ることもあるくらいだ。

↑ ここで泣かないでいつ泣くの!?っていう名シーン

下位の練習生がステージ披露前に「僕の最後のステージになるかもしれないから応援してください。」と言った時に「最後はそう簡単にやってこない。」って言葉をかけるシーンもグッときました。

9.アイドル初心者でもステージの見どころが分かりやすい

どのステージにもオタクが沸く瞬間がある。KAT-TUNのReal faceだったら亀梨が舌打ちするところ(突然のジャニーズ)、とかはっきりしたものであればさすがに私も分かるのだが、みんながどこに注目してどこで心を撃ち抜かれるのか最初は掴み切れないところがあった。けれどもプエクは「ほら、オタク共ここで沸けよ!」と言わんばかりに見せ場を強調してくる。控室の練習生、トレーナー陣ならまだわかるが、時には沸いてるオタクの映像まで添えて3回くらい同じシーンを流してくれる。
加えて、レッスン風景のなかでどういう指摘をトレーナーがしているのか注目すると、何気なく見ていたダンスでも振りを綺麗にみせるための細かいこだわりがあることが分かる。
私が24年間アイドルにはまらなかったのは、きっとこの見どころが自分で見つけられなかったことが一番大きかったのだと思う。何となくすごいな、いいな、かっこいいなと感じていた理由がやっと明確になって腑に落ちる感じ。なんか最後の最後にうまく言葉にできないのが悔しいんだけど、例えるなら「この本いいから読んでみて」よりも「この本登場人物がみんな愛にあふれてて読後にあたたかい気持ちになれるから読んでみて」みたいにいい理由が明確になっているほうが興味が湧くとかそんな感じ。(この例えで伝わってる?気持ちは汲んでほしい)

↑ (1:30~)控室の練習生→トレーナー→オタクのカットリレー

最後に

なんだか文体も何もかも、とっちらかってしまった感が否めないが、以上が私的プエクの魅力だ。プエクよかったな…。(遠い目)

*1:番組内では、アイドルデビューを目指すオーディション参加者を指す言葉として用いられる

私がK-POPにはまるまで

2020年4月26日別サイトに投稿した記事をお引越ししてきました。*1

 

24歳。それまで私はアイドルにはまったことはなかった。アイドルや俳優を見てかっこいいと思うことはあっても、いわゆる”オタク”ではなかった。そんな私に転機が訪れたのは2019年の夏。ついにK-POPにはまってしまった。
好きなものは好き。好きに理由なんてないと思っていたし、言葉にするのも苦手だった。だけど”オタク”と呼ばれる人たちの記事を読んでいるうちに同じアイドルが好きでも様々なきっかけがあることを知り、私も何か残したいと思ってこの記事を書くことにした。

 

2019年、夏
私にとっては社会人2年目の夏だった。大学の友達と遊ぶ頻度が徐々に減り、特にこれといった趣味もなく、刺激のない日々を過ごしていた。理由もなく落ち込んだ気分をどうにかしたくて、少し遅めの夏休みをとり、東京にいる友人に1年ぶりに会いに行くことにした。
浅草の花やしきに行こうと言っていたのに、約束のその日は雨だった。友人とは昼の12時ごろに落ち合ったが、花やしきは諦めることにした。東京に来た理由が「気晴らし」の私はとくにやりたいことも思いつかず、ほかに決めてあった予定を済ませ、宿となる友人の家についたのは17時半頃だった。(夕飯も済ませてこの時間…その日は暑かったから…ね?)

 

PRODUCE X 101との出会い
友人の家に着くや否や始まったのが、DVD鑑賞会。彼女がジャニーズや俳優、舞台などエンターテインメント全般に詳しいことは知っているつもりだったが、認識が甘かった。ジャニーズや宝塚いろいろなDVDを彼女の解説を聞きながらみたが、知らないことだらけだった。ジャニーズのグループに属するメンバーが1人でやるソロコンサートがあること、ライブコンセプトにも個性があること、そのコンセプトからアイドルの意識の変化を垣間見れること。すべてが新鮮でおもしろかった。その中に、後に私を"沼"へ導く動画があった。
「観てほしい動画がある」そう言って彼女が流し始めたのが、PRODUCE X 101*2の映像だ。

youtu.be
カラフルなスーツを着た若い男たちが色気を振りまきながら踊るLOVE SHOT。最初は正直みんな顔が同じに見えてあまり興味がわかなかった。キラーフレーズのようなところで控室の練習生が沸き立つ様子や、曲終わりに一人一人の決め顔が映るところ*3は何だか違和感があって面白かった。

youtu.be
「曲がめっちゃいいんだけど、衣装があんまり合ってないんだよね」っていう友人の言葉に、今までアイドルの衣装を意識したことがないこと、アイドルの曲を音楽的な視点で聴いたことがないことに気が付いた。音楽はもともと好きなのに不思議。
ぼーっと見ているうちに1人の子に目が行き、友達に「この子めちゃくちゃ綺麗な顔してるけど、なんだかダンスがぎこちないね?」と話しかけた。彼女は「この子はすごく素直で真面目なんだけど、ダンスがなかなか上達しなくて。それを本人も自覚していて苦しんでいて、ずっとデビューに近い位置にいたんだけど、結局この番組でのデビューは叶わなかったんだよね。」と教えてくれた。ダンスがぎこちないとは言ったが、それはレベルが高い周りの子と比べて、という意味だったので「こんなに踊れて歌えるのに、みんなデビューしていない子たちなんて…!」と、ちょっとしたカルチャーショック(?)をうけた。
↓ちなみに私が気になった子のチッケム(個人カメラ)↓

youtu.be

とまあ、こんな感じでPRODUCE X 101に関する動画をひと通り見たのだが、正直この時点では特にこの子が好き!っていう子は見つけられなかった。「気が向いたら本編も見てみてね」そう友達に言われたが、2時間超が12話もある超ボリューミーなこの番組に自分がはまるなんてこの時は夢にも思っていなかった。(後に友人にも絶対見ないと思ってたって言われた) 

 

PRODUCE X 101にはまった理由
地元に帰った私は東京に行く前と変わらない日々を過ごしていた。やることがなくてどうしようもなく暇だった週末、ふとPRODUCE X 101のことを思い出した。結局誰がデビューしたのか気になるし、今なら無料だし面白くなかったら途中でやめればいいや。そう思って、本編を見始めた。
最初はハングルも読めないし、顔の区別もほとんどできなかったけど、あっという間に沼に落ちた。びっくりするくらいハマった。食べる寝る働く以外の時間をすべてこの番組に捧げて死にそうになりながらプエク完走した。感情爆発しすぎて死ぬかと思った。

たぶん、その理由はいろいろある。

  1. 韓国のアイドルは高身長が多い
  2. 様々なイケメン
  3. 番組に出た背景など、練習生1人1人にストーリーがある
  4. 練習生同士の友情が熱い
  5. 努力、挫折、成長していく過程が見られる
  6. 常に全力のステージ
  7. 好きな子をとことん追いかけられるチッケム(個人カメラ)
  8. 練習生思いの国民プロデューサー代表 イ・ドンウク氏
  9. アイドル初心者でもステージの見どころが分かりやすい

などなど…

ひとつひとつ詳しく説明したいけど、なにせ文章を書き慣れていなくて疲れたので、またの機会に記事にする。
そんなこんなでX1から始まり、いまや様々なK-POPを聴くようになった。とはいえ、まだまだにわかなのでこれからもいろんな世界を知っていきたい。

 

最後に
終わりのような雰囲気を醸し出して、まだ続けるか!という感じなのだけど、どうしても書き残したいことをまだ書いていない。K-POPにはまってよかったことだ。
私はこれまで好きなものを好きと言うことにすごくためらいがあった。否定されたらどうしよう。どう思われるんだろう。他人の反応ばっかり気にしていた。だけど純粋にアイドルを応援している人たちは、そのことを楽しんでいてキラキラしていて、自分の好きなものに自信を持っている。好き嫌いなんて人それぞれで、否定されようがなんだろうが「好き」という気持ちは誰に邪魔されるものでもない。いま思い返せばごく当たり前のことだけど、すごく大事なことに気付かせてくれたのだ。そうして自分の直感をもっと大切にしようと思えるようになった。
それに好きを通じて、新たな友達もできたし、今まで連絡をとっていなかった友達ともまた連絡をとりあうようになったりもした。好きなものは人生を豊かにしてくれる。好きなものがあるって素晴らしい。好きなものを好きと言えることはもっと素晴らしい!!

 

*1:おたくブログははてなブログの専売特許と聞いたので。

*2:視聴者投票でデビューメンバーが決まるオーディション番組

*3:どうやらエンディング妖精という言葉があるように、「あのかっこいい(かわいい)子は誰?」と認知してもらえるように曲終わりにアピールする時間があるみたい。